何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

Book Review

2024年に読んだ本

雑な読書記録 買っても読まず、読んでも特に記録を残さずに思い出に残らないので、年単位で読んだ本と簡単な感想を残しておくことにしよう。 いつも、書評を書こうと思い立つもすぐに断念してしまうので「簡単な感想」にとどめてそのハードルを下げるのが目…

2023年に読んだ本

雑な読書記録 買っても読まず、読んでも特に記録を残さずに思い出に残らないので、年単位で読んだ本と簡単な感想を残しておくことにしよう。 いつも、書評を書こうと思い立つもすぐに断念してしまうので「簡単な感想」にとどめてそのハードルを下げるのが目…

『入門 モダンLinux』をざっと読んだ

オウサマペンギンとコウテイペンギンの見分け方とは 先日、オライリー・ジャパンさんから『入門 モダンLinux』を頂いた。 www.oreilly.co.jp 翻訳者の1人である大岩さんとは、過去に『アルゴリズムクイックリファレンス』で関わったことがある、ぐらいの弱い…

2022年に読んだ本

雑な読書記録 買っても読まず、読んでも特に記録を残さずに思い出に残らないので、年単位で読んだ本と簡単な感想を残しておくことにしよう。 いつも、書評を書こうと思い立つもすぐに断念してしまうので「簡単な感想」にとどめてそのハードルを下げるのが目…

『システム運用アンチパターン』を読んだ

DevOpsを行うために必要なもの オライリージャパンさんから『システム運用アンチパターン』をいただいた。 ありがとうございます。 www.oreilly.co.jp 「上層部がDevOpsに理解のない組織で働き、組織構造を変える権限を持っていない開発者であっても、チーム…

2021年に読んだ本

雑な読書記録

『ユニコーン企業のひみつ』を読んだ。

スタートラインに立ちたい オライリージャパンさんから『ユニコーン企業のひみつ』を頂きました。 ありがとうございます。 www.oreilly.co.jp 筆者がSpotifyで勤務して得た経験に基づいてユニコーン企業(評価額が10億ドル規模の企業でありつつスタートアッ…

2020年に読んだ本

雑な読書記録 買っても読まず、読んでも特に記録を残さずに思い出に残らないので、年単位で読んだ本と簡単な感想を残しておくことにしよう。 いつも、書評を書こうと思い立つもすぐに断念してしまうので「簡単な感想」にとどめてそのハードルを下げるのが目…

『Pythonインタラクティブ・データビジュアライゼーション入門』をご恵投いただいた

フルカラーで実践的 昨日、朝倉書店さんと筆者の@drillerさんから『Pythonインタラクティブ・データビジュアライゼーション入門』をご恵投いただいた。 サブタイトルは「Plotly/Dashによるデータ可視化とWebアプリ構築」であり、データ分析から図示まで1人で…

『eスポーツ選手はなぜ勉強ができるのか』を読んだ。

大学の同級生の活躍を感じる日々 2020年7月30日にすいのこ『eスポーツ選手はなぜ勉強ができるのか』(小学館)が発売された。 www.shogakukan.co.jp 大学の同級生の千葉君が編集ということ本書を知った。 大学や大学院の同級生が輝かしい活躍をしている中、…

『レガシーコードからの脱却』を読んだ。

知っていることと実践することは違うよ オライリージャパンさんから『レガシーコードからの脱却』を頂きました。 ありがとうございます。 www.oreilly.co.jp 本書は、レガシーコード(修正や拡張が難しいコード)をどうするかというより、そもそもレガシーコ…

『キリスト教思想への招待』を読んだ。

今年の連休は10連休であったが、『キリスト教思想への招待』を読み始めたのは7日目である2019年5月3日、読み終えたのが2019年5月4日と連休後半どころか終盤である。 何か意味がありそうなことをやるために5,6日も充電しなければならない。 あまりにもフット…

『アジャイルイントロダクション』を読んだ。

アジャイル開発の利点・誇張・難点 近代科学社から発売されているトップエスイーシリーズの入門講座の2分冊目である『アジャイルイントロダクション Agile開発の光と影』を読んだ。 www.kindaikagaku.co.jp www.kinokuniya.co.jp Twitterで見かけたのがきっ…

『入門 監視』を読んだ。

さくっと読めて考えるべきポイントが掴める本 オライリージャパンから出版された『Pratical Monitoring』の翻訳である『入門 監視』を読んだ。 www.oreilly.co.jp 発売される前からそのシンプルかつ「なぜモニタリングではなく監視なのか」という疑問が湧く…

架神恭介『「バカダークファンタジー」としての聖書入門』を読んだ。

人間の物語 架神恭介『「バカダークファンタジー」としての聖書入門』を読んだ。 特定の信仰に依存せずに聖書が何故読まれてきたのかが垣間見れる本である。 www.kinokuniya.co.jp 聖書との初めての出会いは中学生の時であった。 校門の前で恐らく日本国際ギ…

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』を読んだ。

新井紀子『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』を読んだ。 Twitterで三重大の奥村先生がお勧めしていたので財布を顧みず購入した。 store.toyokeizai.net 新井先生の本は昔『コンピュータが仕事を奪う』を読んでとても暗い気分になったことを覚えていた。 …

『リーンスタートアップ』を読んだ

『リーンスタートアップ』を読んだ。『GE 巨人の復活』の関連書と勝手に位置付けて読んだ。 ec.nikkeibp.co.jp この本はだいぶ前(2014年頃)に購入したが、購入した当初はすんなり読み込めず積読となり、処分してしまった。 『GE 巨人の復活』を読み、リー…

『GE 巨人の復活』を読んだ

中田敦『GE 巨人の復活』を読んだ。 GE 巨人の復活 シリコンバレー式「デジタル製造業」への挑戦作者: 中田敦出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2017/06/13メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る きっかけはTwitterでこの本が面白いというツイ…

『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』を読んだ

我々はこの本から何を学ぶべきか 『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』を読んだ。 失敗の本質|文庫|中央公論新社 この本は前から知ってはいたがなかなか読むタイミングがなかった。*1 2017年7月は無職で暇であり、読むチャンスと思い購入した。 従来の戦史…

『人工知能の核心』を読んだ

羽生善治、NHKスペシャル取材班『人工知能の核心』を読んだ。 www.nhk-book.co.jp 前々から本屋で見かけていた。この度無職になったので読んでみようと思い手に取った。 人工知能に興味があるというより、将棋界に興味があったから買った。 渡辺明竜王のブロ…

『Eric Sink on the Business of Software --革新的ソフトウェア企業の作り方』を読んだ

『Eric Sink on the Business of Software –革新的ソフトウェア企業の作り方』を読んだ。 きっかけはジュンク堂池袋店で行われていた「ラムダノート取扱い記念フェア「ラムダノートはじめました」」で並んでいたのが目に留まったからである。 ジャケ買いなら…

『モンティ・パイソンができるまで ジョン・クリーズ自伝』を読んだ。

『モンティ・パイソンができるまで ジョン・クリーズ自伝』を読んだ。 www.kinokuniya.co.jp ジョン・クリーズはイギリスの著名なコメディアンでモンティ・パイソンのメンバーの一人。 幼少期からモンティ・パイソンにおける最初の撮影(空飛ぶ羊のスケッチ…

『荘子 雑篇』を読んで

『荘子 外篇』に続いて『雑篇』も読んだ。 www.kinokuniya.co.jp 外篇と比べて益々内篇と離れていくので一抹の寂しさを感じた。 また、訳者である興膳氏の専門の影響か職人とか盗賊のセリフがべらんめい調に訳されていて読みずらい(これは内篇でも見られる…

『荘子 外篇』を読んで

『荘子 内篇』は学生時代の愛読書の1つであるが、『外篇』は読んだことがなかった。 www.kinokuniya.co.jp 何故読まなかったのか。それは『荘子』の成立と関係がある。 『荘子』は内篇7章、外篇15章、雑篇11章の全33章であるが、荘子本人の著作とされるのは…

『数学者たちの楽園: 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち』を読んだ

Twitterかどこかで『数学者たちの楽園』の話を聞いたのでみんな大好き紀伊國屋書店新宿本店の4Fで購入した。 サイモン・シンは『フェルマーの最終定理』以来であろうか。『暗号解読』も読んだことがあるかもしれない。 www.kinokuniya.co.jp 内容はアニメ『…

『ホワット・イフ? -野球のボールを光速で投げたらどうなるか-』を読んだ。

みんな大好き紀伊國屋書店新宿本店の4Fを徘徊していたら本が目に入ったのでとりあえず購入した。xkcdの人だとは前書きあたりを読んでやっと気づいた。 www.kinokuniya.co.jp 読者からの突拍子もない質問に対して物理や数学を駆使して真面目に答える本でとて…

預けている本リスト

少し恥ずかしいが… 某サービスに大量の本を預けているが、いまいちリストが見にくいので備忘録代わりにこちらに掲載してみる。 本の一覧を見せるという行為は僕が何を考えているのかが明らかになるので少し恥ずかしい。 本リスト アジャイルに効くアイデアを…

『UNIXという考え方』を読んで

『UNIXという考え方』を読んだ。 UNIXという考え方―その設計思想と哲学作者: Mike Gancarz,芳尾桂出版社/メーカー: オーム社発売日: 2001/02メディア: 単行本購入: 40人 クリック: 498回この商品を含むブログ (141件) を見る きっかけは、 一般社団法人コン…

『時を超えた建設の道』を読んで

『時を超えた建設の道』を読んだ。 時を超えた建設の道作者: クリストファーアレグザンダー,Christopher Alexander,平田翰那出版社/メーカー: 鹿島出版会発売日: 1993/10メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 33回この商品を含むブログ (16件) を見る http:/…

『基礎からわかるTCP/IPネットワークコンピューティング入門 第3版』を読んで

『基礎からわかるTCP/IPネットワークコンピューティング入門 第3版』を読んだ。 基礎からわかるTCP/IP ネットワークコンピューティング入門 第3版作者: 村山公保出版社/メーカー: オーム社発売日: 2015/02/26メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含む…