何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

『Pythonインタラクティブ・データビジュアライゼーション入門』をご恵投いただいた

フルカラーで実践的

昨日、朝倉書店さんと筆者の@drillerさんから『Pythonインタラクティブ・データビジュアライゼーション入門』をご恵投いただいた。 サブタイトルは「Plotly/Dashによるデータ可視化とWebアプリ構築」であり、データ分析から図示まで1人で何役もこなせるPythonの強みを体現したような本である。

www.asakura.co.jp

Pythonでグラフを描画するにはMatplotlibがデファクトスタンダードであるが、動的に描画したりWeb上で扱えるようにするにはJavaScriptの力が必要であった。 オライリージャパンさんにも『PythonとJavaScriptではじめるデータビジュアライゼーション』という本もあったように、データ分析の能力と描画する能力の両方が必要であった。 『Pythonインタラクティブ・データビジュアライゼーション入門』はデータ分析から図示までPythonでできるよ、というのを示した本である。

前半はグラフを描画するためのPlotly.pyとそのラッパーであるPlotly Expressを取り上げて、使い方やよくみるグラフ、そしてプロ向けの描画を行う方法が紹介されている。 後半はDashを取り上げて、インタラクティブなデータ可視化をPythonだけで実現する方法を紹介している。 フルカラーでサンプルコードも豊富であり、パラパラ眺めるだけでも楽しい。

2021年01月12日に池袋ジュンク堂で「Pythonインタラクティブ・データビジュアライゼーション入門 -COVID-19のデータを使ったインタラクティブ可視化事例-」というイベントも開催されるようなので、 気になる方はぜひご参照ください。

honto.jp