何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

『Pythonによるデータ分析入門 第2版』の査読を担当しました

表紙の動物は「ツパイ」です。

2018年7月26日にオライリージャパンから『Python for Data Analysis 2nd Edition』の邦訳『Pythonによるデータ分析入門 第2版』が発売される。 この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 オライリーの方から話があったのは2018年5月下旬であった。

www.oreilly.co.jp

前回の『Pythonデータサイエンスハンドブック』は1冊でJupyter、NumPy、pandas、Matplotlib、scikit-learnを学べる本であったが、 『Pythonによるデータ分析入門 第2版』はpandasの開発者Wes McKinneyによるpandasやその周りにあるツールの使い方に特化した本である。 この本の初版は2012年に発売されたが、その当時はまだPython 2.7で書かれていた。 Twitterで検索すると、この本のPython 3対応が待たれていたことがわかる。

翻訳者の丁寧な翻訳のおかげで、pandas特有のインデックスの使い方やデータサイエンスのコツがよくわかる1冊であると思う。 『Pythonデータサイエンスハンドブック』と合わせて手元にあると安心である。