何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

2024年に読んだ本

雑な読書記録 買っても読まず、読んでも特に記録を残さずに思い出に残らないので、年単位で読んだ本と簡単な感想を残しておくことにしよう。 いつも、書評を書こうと思い立つもすぐに断念してしまうので「簡単な感想」にとどめてそのハードルを下げるのが目…

ループや再帰なしで100万回Hello, World!するには?Python篇

ループとイテレートの違いとは ループや再帰なしで100万回Hello, World!するには? #ゆっくり解説 ショート始めました。https://t.co/2tUpBoErLh pic.twitter.com/UFXdu7QyME— えびま (@evima0) 2024年2月22日 Twitterで「ループや再帰なしで100万回Hello, W…

『Pythonプロフェッショナルプログラミング 第4版』の1章を書きました

5年振りの改訂 2024年2月16日に秀和システムから『Pythonプロフェッショナルプログラミング 第4版』が発売される。 www.shuwasystem.co.jp 今回、第1章「Pythonをはじめよう」を書いた。 書いた、と書いたものの、「Pythonをはじめよう」は初版から存在する…

『Pythonデータサイエンスハンドブック 第2版』の査読を担当しました

第2版でもそばに置いておきたい便利な本 2024年2月17日にオライリージャパンから『Python Data Science Handbook, 2nd Edition』の邦訳である『Pythonデータサイエンスハンドブック 第2版』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として参加…

2022年の精算としての2023年

2023年を振り返ろうと思っていたが、2023年というのは2022年にやっていたことを精算した年だな、と思い始めたらあまり振り返ることがないな、と思い至った。 具体的には、『ロバストPython』の監訳の仕上げ作業と『Python Distilled』の翻訳作業が大半であっ…

2023年に読んだ本

雑な読書記録 買っても読まず、読んでも特に記録を残さずに思い出に残らないので、年単位で読んだ本と簡単な感想を残しておくことにしよう。 いつも、書評を書こうと思い立つもすぐに断念してしまうので「簡単な感想」にとどめてそのハードルを下げるのが目…

PyCon APAC 2023に参加しました

実は初めてのAPAC 去る2023年10月27日と28日にPyCon APAC 2023のカンファレンスが行われた。 今年はPyCon JPではなく、PyCon APACとしての開催である。 2014, 2015, 2016, 2017, 2018, 2019, 2020, 2021, 2022に続いて10回連続10回目の参加である。 今回は英…

『Pythonではじめるオープンエンドな進化的アルゴリズム』の査読を担当しました

果て無きゴールへ 2023年10月18日にオライリージャパンから『Pythonではじめるオープンエンドな進化的アルゴリズム』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として、主にPython面で少しお手伝いさせていただいた。 『作って動かすALife』と…

『C++ソフトウェア設計』の査読を担当しました

古くて新しいデザインパターン 2023年10月14日にオライリージャパンから『C++ Software Design』の邦訳である 『C++ソフトウェア設計』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として、主に日本語面で少しお手伝いさせていただいた。 C++をベ…

DjangoCongress JP 2023に参加しました

2023年10月7日に東京・日本橋のサイボウズにてDjangoCongress JP 2023のカンファレンスが行われた。 今年は普通の参加者として参加した。 djangocongress.jp 午前中は別件で予定があったため、午後から参加した。 聞いたトーク Djangoのパスワードハッシュに…

『Python Distilled―プログラミング言語Pythonのエッセンス』を翻訳しました

Pythonを、嗜む 2023年10月14日にオライリージャパンから『Python Distilled』の邦訳である 『Python Distilled―プログラミング言語Pythonのエッセンス』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、翻訳を務めた。 原著の存在を知ったのは2022年4月頃、翻訳…

『Pythonによる地理空間データ分析』の査読を担当しました

Pythonで地図を読む 2023年9月20日にオライリージャパンから『Python for Geospatial Data Analysis』の邦訳である 『Pythonによる地理空間データ分析』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少しお手伝いさせていただいた。 主にPyt…

『Pythonによるデータ分析入門 第3版』の査読を担当しました

pandasといえばこの一冊 2023年8月12日にオライリージャパンから『Python for Data Analysis, 3rd Edition』の邦訳である 『Pythonによるデータ分析入門 第3版』が発売された。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少しお手伝いさせていただいた。…

『RustとWebAssemblyによるゲーム開発』の査読を少しだけお手伝いしました

だってRustが好きだから 2023年7月19日にオライリージャパンから『Game Development with Rust and WebAssembly』の邦訳である『RustとWebAssemblyによるゲーム開発』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少しお手伝いさせていただ…

『プログラミング文体練習』の査読を担当しました

マルチパラダイム言語としてのPython 2023年6月14日にオライリージャパンから『Exercises in Programming Style, 2nd Edition』の邦訳である 『プログラミング文体練習』が発売された。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少しお手伝いさせていた…

『入門 モダンLinux』をざっと読んだ

オウサマペンギンとコウテイペンギンの見分け方とは 先日、オライリー・ジャパンさんから『入門 モダンLinux』を頂いた。 www.oreilly.co.jp 翻訳者の1人である大岩さんとは、過去に『アルゴリズムクイックリファレンス』で関わったことがある、ぐらいの弱い…

『ロバストPython』を監訳しました

ナイルワニの秘密に迫る 2023年3月25日にオライリージャパンから『Robust Python』の邦訳である 『ロバストPython』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の監訳を務めた。 原著の『Robust Python』の存在を知ったのは2021年8月頃、監訳の話が上が…

『SQLではじめるデータ分析』の査読を担当しました

えっ!SQLだけでデータ分析!? 2023年1月26日にオライリージャパンから『SQL for Data Analysis』の邦訳である 『SQLではじめるデータ分析』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少しお手伝いさせていただいた。 主に日本語回りの…

2022年に読んだ本

雑な読書記録 買っても読まず、読んでも特に記録を残さずに思い出に残らないので、年単位で読んだ本と簡単な感想を残しておくことにしよう。 いつも、書評を書こうと思い立つもすぐに断念してしまうので「簡単な感想」にとどめてそのハードルを下げるのが目…

2022年大反省会

自分以外特に誰も楽しみにしていない、年末恒例の反省会エントリを書く季節がやってきた。 過去のエントリは以下の通りである。 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022/01/05 北海道旅行 札幌を拠点に5泊。 例によって飛行機ではなく新幹線と特急で移動し…

『マイクロサービスアーキテクチャ 第2版』の査読を担当しました

中立的な立場から書かれたマイクロサービスの原典の2版が登場 2022年12月2日にオライリージャパンから『Building Microservices, 2nd Edition』の邦訳である 『マイクロサービスアーキテクチャ 第2版』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読…

『マイクロフロントエンド』の査読を担当しました

サーバサイドだけでないマイクロサービス 2022年10月25日にオライリージャパンから『Building Micro-Frontends』の邦訳である 『マイクロフロントエンド』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少しお手伝いさせていただいた。 主に…

PyCon JP 2022に参加しました

久しぶりのお客さんとしてのPyCon JP 去る2022年10月14日と15日にPyCon JP 2022のカンファレンスが行われた。 2014, 2015, 2016, 2017, 2018, 2019, 2020, 2021に続いて9回連続9回目の参加である。 今回は登壇もスポンサーブース担当もない、純粋にお客さん…

『Head Firstデザインパターン 第2版』の査読を担当しました

17年ぶりの改訂 2022年6月8日にオライリージャパンから『Head First Design Patterns, 2nd Edition』の邦訳である 『Head Firstデザインパターン 第2版』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少しお手伝いさせていただいた。 コード…

『動かして学ぶAI・機械学習の基礎』の査読を担当しました

素晴らしい冒険があなたを待っている 2022年6月3日にオライリージャパンから『AI and Machine Learning for Coders』の邦訳である 『動かして学ぶAI・機械学習の基礎』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者としてお手伝いさせていただいた…

『Reactハンズオンラーニング 第2版』5章

Reactの門を引き続き眺める オライリージャパンさんから頂いた『Reactハンズオンラーニング 第2版』を引き続き読み進める。 www.oreilly.co.jp 5章は「ReactとJSX」ということで、JSXを使ってコンポーネントを実装して、webpackでビルドする、という流れ。 H…

『Reactハンズオンラーニング 第2版』4章

Reactの門を眺める 『Reactハンズオンラーニング 第2版』をオライリージャパンさんから頂いた。 www.oreilly.co.jp 今のところ、ReactやJavaScript、フロントエンドの技術は守備範囲外で、必要に迫られて急場しのぎ、という事が多い。 今後、フロントエンド…

『システム運用アンチパターン』を読んだ

DevOpsを行うために必要なもの オライリージャパンさんから『システム運用アンチパターン』をいただいた。 ありがとうございます。 www.oreilly.co.jp 「上層部がDevOpsに理解のない組織で働き、組織構造を変える権限を持っていない開発者であっても、チーム…

『Pythonからはじめるアルゴリズムトレード』の査読を担当しました

目指せ億万長者 2022年4月8日にオライリージャパンから『Python for Algorithmic Trading』の邦訳である 『Pythonからはじめるアルゴリズムトレード』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少しお手伝いさせていただいた。 無論、僕…

『ウエスト・サイド・ストーリー』を見て

2997日ぶりの映画 さる2022年2月11日、ミュージカル映画『ウエスト・サイド・ストーリー』を映画館で見た。 最後に映画館に行ったのが2013年11月28日だったので、2997日、約8年ぶりの映画館であった。 www.20thcenturystudios.jp 1961年の『ウエスト・サイド…