何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

2020年に読んだ本

雑な読書記録 買っても読まず、読んでも特に記録を残さずに思い出に残らないので、年単位で読んだ本と簡単な感想を残しておくことにしよう。 いつも、書評を書こうと思い立つもすぐに断念してしまうので「簡単な感想」にとどめてそのハードルを下げるのが目…

『Pythonではじめる数学の冒険』の技術査読を担当しました

図を書いて冒険する数学 2020年11月16日にオライリージャパンから『Math Adventures with Python』の邦訳である 『Pythonではじめる数学の冒険』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 主に高校数学で扱う程度…

『データサイエンスのための統計学入門 第2版』の技術査読を担当しました

第2版はPythonが追加 2020年11月9日にオライリージャパンから『Practical Statistics for Data Scientists, 2nd Edition』の邦訳である 『データサイエンスのための統計学入門 第2版』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として参加させ…

PyCon JP 2020に参加しました

ブギ連だ!みんなに自慢しよう! 去る2020年8月28日と29日にPyCon JP 2020のカンファレンスが行われた。 2014, 2015, 2016, 2017, 2018, 2019に続いて7回連続7回目の参加である。 今回は15分トークの登壇と各社のスポンサーブースを巡る人という立場でのPyCo…

『動かして学ぶ量子コンピュータプログラミング』の技術査読を担当しました

新たなるパラダイム 2020年8月27日にオライリージャパンから『Programming Quantum Computers』の邦訳である 『動かして学ぶ量子コンピュータプログラミング』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として参加させていただいた…が、 過去に…

『「役に立たない」科学が役に立つ』を読んだ。

強烈凶悪なDéjà-vu フレクスナー 、ダイクラーフ著『「役に立たない」科学が役に立つ』(東京大学出版会)を読んだ。 www.utp.or.jp きっかけは三重大の奥村先生のツイートで本書のことを知ったことである。 『「役に立たない」科学が役に立つ』、おもしろそ…

『eスポーツ選手はなぜ勉強ができるのか』を読んだ。

大学の同級生の活躍を感じる日々 2020年7月30日にすいのこ『eスポーツ選手はなぜ勉強ができるのか』(小学館)が発売された。 www.shogakukan.co.jp 大学の同級生の千葉君が編集ということ本書を知った。 大学や大学院の同級生が輝かしい活躍をしている中、…

『Effective Python 第2版』の技術査読を担当しました

待望の第2版 2020年7月16日にオライリージャパンから『Effective Python, 2nd Edition』の邦訳である 『Effective Python 第2版』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 2020年3月~4月頃にかけて読んでいた。…

Python Charity Talks in Japanに参加しました

去る2020年7月4日に行われたPython Charity Talks in Japanに参加した。 pyconjp.blogspot.com pyconjp.connpass.com www.youtube.com チャリティの主旨は、Python Software Foundationへの寄付である。 Python Software Foundation(PSF)とはPythonの公式ド…

Final Fantasy XII サブイベント「キャビンチーフ七姉妹」を効率的に攻略する

突然のゲーム攻略エントリ だいぶ前にFinal Fantasy XII The Zodiac AgeのNintendo Switch版を購入し、先日ラスボスを撃破し、現在2周目をやっている。 FF12のサブイベントに「キャビンチーフ七姉妹」というものがあり、飛空艇定期便の「ゆったり飛空艇」の…

『コンピュータ・システム』読書記録

図 2.4 のコード オブジェクトのバイト表現を表示するコード。 ポインタのキャストを活用している。 #include <stdio.h> #include <string.h> typedef unsigned char *byte_pointer; void show_bytes(byte_pointer start, size_t len){ size_t i; for (i = 0; i < len; i++){ pr</string.h></stdio.h>…

『ゼロからはじめるデータサイエンス 第2版』の技術査読を担当しました

ゼロからデータサイエンスも第2版 2020年5月1日にオライリージャパンから『Data Science from Scratch, 2nd Edition』の邦訳である 『ゼロからはじめるデータサイエンス 第2版』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として参加させていた…

Pythonのタプルに括弧は必要なのかどうなのか

タプル同士の比較、そう思っていた時期が僕にもありました。 Pythonで式True, True, True == (True, True, True) がどう評価されるのか、頭の中で考えてみてほしい。 そして、お手元のPythonインタプリタで True, True, True == (True, True, True) を実行し…

『Pythonではじめる教師なし学習』の査読を担当しました

その先の機械学習へ 2020年4月13日にオライリージャパンから『Hands-On Unsupervised Learning Using Python』の邦訳 『Pythonではじめる教師なし学習』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 オライリーの方…

PyCon mini Shizuokaにオンラインで参加しました

久しぶりの静岡、初めての藤枝、になるはずだった 2020年2月29日に藤枝 BiviキャンにてPyCon mini Shizuokaが行われる予定であったが、新型コロナウィルスの影響でオンライン開催となった。 shizuoka.pycon.jp shizuoka.pycon.jp 今回、『君はcmathを知って…

『データサイエンス設計マニュアル』の査読を担当しました

統計学と計算機科学の枠を越えたデータサイエンス 2020年1月28日にオライリージャパンから『The Data Science Design Manual』の邦訳 『データサイエンス設計マニュアル』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として参加させていただいた…

朝礼あれこれ

最近、巷で朝礼なる概念が流行っているので、忘れないうちに経験したことがある朝礼を書き綴ってみる。 1社目:定時の30分前に始まる朝礼、定時の1時間前に始まる定例会議 週一回、決まった曜日に定時の1時間前から定例会議が行われていた。 内容は本社で行…

去る言語への餞

お亡くなりになったんだ。このバージョンは、この世を去ったの。事切れてしまった。息を引き取り、GvRの御許に逝かれた。これは『元メジャーバージョン』。EoL。命尽きて、電子の海に還っていった。Python 3移行でもめていなければ、今頃はひな菊いっぱいの…

2019年大反省会

自分以外特に誰も楽しみにしていない、年末恒例の反省会エントリを書く季節がやってきた。

『Pythonによるファイナンス 第2版』の査読を担当しました

金融もPythonでやろう 2019年12月26日にオライリージャパンから『Python for Finance, 2nd Edition』の邦訳『Pythonによるファイナンス 第2版』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 オライリーの方から話が…

『Effective Python 2nd ed.』項目5:複雑な式の代わりにヘルパー関数を書く

不変でも進化する 『Effective Python 2nd ed.』の続き effectivepython.com 項目5は初版の項目4の続投であり、主張もそのままである。 Python特有の主張ではなく、どの言語でも大事にするべき項目である。 それでは何も変わっていないのか、というと、実は2…

『Effective Python 2nd ed.』項目4:C言語形式の書式化やstr.formatではなくフォーマット済み文字列を使おう

フォーマット済み文字列は単なる糖衣構文、そう思っていた時期が僕にもありました。

『Effective Python 2nd ed.』項目3:bytesとstrの違いを知ろう

実質的に初版のItem 3の続投であるが、初版はPython 2の文字列である`str`と`unicode`、Python 3の`bytes`と`str`の違いを含めて説明があったが、 2版ではPython 3向けの説明に特化して更新された。 単純にPython 2向けの説明を削ったのではなく、システムの…

『Effective Python 2nd ed.』項目2:PEP 8スタイルガイドに従おう

言語に依存しない原則 『Effective Python 2nd ed.』の続き effectivepython.com これも初版からの続投であるが、コーディングスタイルを揃えるという話題はPythonに限らずどの言語でも重要なことである。 Pythonの場合、PEP 8という形で広く使われているコ…

『Effective Python 2nd ed.』項目1:使っているPythonのバージョンを知ろう。

11月まで楽しみに待っていよう...と思っていたが、O'Reilly Learningから電子版が読めることが分かった(!)ので、少しずつ読み進めてみよう。

PyCon mini Hiroshima 2019に参加しました

初めての広島 2019年10月12日に広島市立大学サテライトキャンパスにてPyCon mini Hiroshima 2019が行われた。 今回、『Pythonで楽しむ初等整数論』という題目で発表を行った。 hiroshima.pycon.jp 何度か技術系のカンファレンスやイベントで発表をしたり、聴…

『NumPyによるデータ分析入門』の査読を担当しました

ありそうでなかったNumPy本 2019年9月27日にオライリージャパンから『Mastering Numerical Computing with NumPy』の邦訳『NumPyによるデータ分析入門』が発売される。 この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 オライリーの方から話があったのは2…

『レガシーコードからの脱却』を読んだ。

知っていることと実践することは違うよ オライリージャパンさんから『レガシーコードからの脱却』を頂きました。 ありがとうございます。 www.oreilly.co.jp 本書は、レガシーコード(修正や拡張が難しいコード)をどうするかというより、そもそもレガシーコ…

Pycon JP 2019に参加しました。

ブースのお守り 2019年9月16日、17日にPyCon JP 2019のカンファレンスが行われた。 2014, 2015, 2016, 2017, 2018に続いて6回連続6回目の参加である。 今回は2回連続2回目のスポンサーブースの主担当者として参加という今までとは趣が異なる立場でのPyCon JP…

辞書のリストから重複した辞書を取り除く

困った時のitertools Pythonにおいて、リストから重複を取り除く手段としてよく取り上げられるのが集合set()に渡して取り除く方法である。 >>> a = [1, 3, 2, 3, 6, 2, 5] >>> a = list(set(a)) >>> a [1, 2, 3, 5, 6] この手法の欠点は、集合の要素はハッシ…