何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

2022年の精算としての2023年

2023年を振り返ろうと思っていたが、2023年というのは2022年にやっていたことを精算した年だな、と思い始めたらあまり振り返ることがないな、と思い至った。 具体的には、『ロバストPython』の監訳の仕上げ作業と『Python Distilled』の翻訳作業が大半であった。 いずれも無事に出版できて、PyCon APAC 2023ではサイン会も行われた。その華やかさの反動で、11月や12月はバーンアウトしていた。PyCon APAC 2023の時点でもブース巡りをしていたら「お疲れですか?」と心配されるぐらいだった。 仕事でも、翻訳書が出たのと同じ時期に達成感を得るイベントがあり、それと合わせてバーンアウトしていた。精神がバーンアウトしても脂肪はむしろ増えてしまう。

査読は7冊。毎年このぐらいできるといいね、という水準ではあると思う。可能な限り継続していきたい。

今は来年のことなど考える気力がない。インプットが足りていない。年末年始は充電に当てるつもりだが、どうなるか。

本は2冊出せた、査読もできた、対外発表もやった、仕事も大事な節目を無事に終えられた、と上手く動けた年ではあるが、それでも11月以降の疲れは想像している以上に感じている。