Python
with文は1行で書ける。しかし…。 以前のエントリで、Pythonの io.BytesIO と zipfile.ZipFile の組み合わせについて扱った。 xaro.hatenablog.jp その際の結論として、io.BytesIO を明示的に閉じるように勧めた。 with io.BytesIO(content) as bs: with zipf…
Hypothesisとは何か、プロパティベーステストとは何か Hypothesisは、Python向けのプロパティベーステストのライブラリである。 プロパティベーステストは、生成された多数の入力データに対してプロパティ(性質)が満たされるかどうかをテストする手法である…
まとめ Choices クラスの登場により、ModelのFieldにある choices を指定しやすくなった。 しかし、Choices クラスを使っても、ModelのFieldにある choices では、データベースに入る値を制限できない。 CHECK制約を使えばデータベースに入る値を制限できる…
言いたいこと Pythonの列挙型を定義する方法としてクラスと関数呼び出しの2種類存在する。 関数呼び出しで列挙型を定義するべき状況とは、列挙型を動的に制御したい状況である。 しかし、関数呼び出しで列挙型を定義すると、mypyを通して型チェックをする際…
with文がやってくれるのはどこまでなのか インターネット経由で取得したZIPファイルを手元で加工する、という状況を考える。 たとえば、次のようなコードを書いたとする。 URL は ZIPファイルを取得できるものならば何でもよいが、今回は環境に配慮してロー…
ループとイテレートの違いとは ループや再帰なしで100万回Hello, World!するには? #ゆっくり解説 ショート始めました。https://t.co/2tUpBoErLh pic.twitter.com/UFXdu7QyME— えびま (@evima0) 2024年2月22日 Twitterで「ループや再帰なしで100万回Hello, W…
5年振りの改訂 2024年2月16日に秀和システムから『Pythonプロフェッショナルプログラミング 第4版』が発売される。 www.shuwasystem.co.jp 今回、第1章「Pythonをはじめよう」を書いた。 書いた、と書いたものの、「Pythonをはじめよう」は初版から存在する…
第2版でもそばに置いておきたい便利な本 2024年2月17日にオライリージャパンから『Python Data Science Handbook, 2nd Edition』の邦訳である『Pythonデータサイエンスハンドブック 第2版』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として参加…
実は初めてのAPAC 去る2023年10月27日と28日にPyCon APAC 2023のカンファレンスが行われた。 今年はPyCon JPではなく、PyCon APACとしての開催である。 2014, 2015, 2016, 2017, 2018, 2019, 2020, 2021, 2022に続いて10回連続10回目の参加である。 今回は英…
果て無きゴールへ 2023年10月18日にオライリージャパンから『Pythonではじめるオープンエンドな進化的アルゴリズム』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として、主にPython面で少しお手伝いさせていただいた。 『作って動かすALife』と…
2023年10月7日に東京・日本橋のサイボウズにてDjangoCongress JP 2023のカンファレンスが行われた。 今年は普通の参加者として参加した。 djangocongress.jp 午前中は別件で予定があったため、午後から参加した。 聞いたトーク Djangoのパスワードハッシュに…
Pythonを、嗜む 2023年10月14日にオライリージャパンから『Python Distilled』の邦訳である 『Python Distilled―プログラミング言語Pythonのエッセンス』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、翻訳を務めた。 原著の存在を知ったのは2022年4月頃、翻訳…
Pythonで地図を読む 2023年9月20日にオライリージャパンから『Python for Geospatial Data Analysis』の邦訳である 『Pythonによる地理空間データ分析』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少しお手伝いさせていただいた。 主にPyt…
pandasといえばこの一冊 2023年8月12日にオライリージャパンから『Python for Data Analysis, 3rd Edition』の邦訳である 『Pythonによるデータ分析入門 第3版』が発売された。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少しお手伝いさせていただいた。…
マルチパラダイム言語としてのPython 2023年6月14日にオライリージャパンから『Exercises in Programming Style, 2nd Edition』の邦訳である 『プログラミング文体練習』が発売された。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少しお手伝いさせていた…
ナイルワニの秘密に迫る 2023年3月25日にオライリージャパンから『Robust Python』の邦訳である 『ロバストPython』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の監訳を務めた。 原著の『Robust Python』の存在を知ったのは2021年8月頃、監訳の話が上が…
久しぶりのお客さんとしてのPyCon JP 去る2022年10月14日と15日にPyCon JP 2022のカンファレンスが行われた。 2014, 2015, 2016, 2017, 2018, 2019, 2020, 2021に続いて9回連続9回目の参加である。 今回は登壇もスポンサーブース担当もない、純粋にお客さん…
素晴らしい冒険があなたを待っている 2022年6月3日にオライリージャパンから『AI and Machine Learning for Coders』の邦訳である 『動かして学ぶAI・機械学習の基礎』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者としてお手伝いさせていただいた…
目指せ億万長者 2022年4月8日にオライリージャパンから『Python for Algorithmic Trading』の邦訳である 『Pythonからはじめるアルゴリズムトレード』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少しお手伝いさせていただいた。 無論、僕…
表紙はジャノメドリ 2021年10月19日にオライリージャパンから『Machine Learning Design Patterns』の邦訳である 『機械学習デザインパターン』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少しお手伝いさせていただいた。 Pythonのコード…
ハイブリッド登壇 去る2021年10月15日と16日にPyCon JP 2021のカンファレンスが行われた。 2014, 2015, 2016, 2017, 2018, 2019, 2020に続いて8回連続8回目の参加である。 今回は30分トークで登壇するPyCon JPであった。 Talk「組み込み関数pow の知られざる…
空飛ぶ羊 2021年9月18日にオライリージャパンから『Practical Time Series Analysis』の邦訳である 『実践 時系列解析』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少しお手伝いさせていただいた。 時系列データの解析に関する情報が1冊に…
色鮮やかなコミュニティ活動 去る2021年9月11日、オンライン上でPython Charity Talks in Japan 2021.09が行われた。 pyconjp.blogspot.com 会の主旨としては、PSFに寄付するためのお金を集めるのと、参加者に有益な何かを提供するのが目的である。 今回、Li…
原著者の勢いを感じてほしい 2021年5月27日にオライリージャパンから『Deep Learning for Coders with fastai and PyTorch』の邦訳である 『PyTorchとfastaiではじめるディープラーニング』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少し…
本番運用まで見据えた機械学習 2021年4月23日にオライリージャパンから『Building Machine Learning Powered Applications』の邦訳である 『機械学習による実用アプリケーション構築](https://www.oreilly.co.jp/books/9784873119502/)』が発売される。 www.…
自立する800ページ 2021年3月22日にオライリージャパンから『Introducing Python 2nd Editon』の邦訳である 『入門 Python 3 第2版』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の監訳を務めた。 話があったのは2020年2月頃、監訳作業は2020年9月から202…
今年の干支は何なのか、ここ数年気にしなくなっていたが、今年は丑年である。 正確には辛丑である。 ja.wikipedia.org お正月なので、簡単に計算できるPythonスクリプトを書いた。 HEAVENLY_STEMS = { 0: "庚", 1: "辛", 2: "壬", 3: "癸", 4: "甲", 5: "乙"…
計算できるもの、計算できないもの(、計算できるけど難しいもの) 2020年12月24日にオライリージャパンから『What Can Be Computed?』の邦訳である 『計算できるもの、計算できないもの』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として少し…
フルカラーで実践的 昨日、朝倉書店さんと筆者の@drillerさんから『Pythonインタラクティブ・データビジュアライゼーション入門』をご恵投いただいた。 サブタイトルは「Plotly/Dashによるデータ可視化とWebアプリ構築」であり、データ分析から図示まで1人で…
図を書いて冒険する数学 2020年11月16日にオライリージャパンから『Math Adventures with Python』の邦訳である 『Pythonではじめる数学の冒険』が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 主に高校数学で扱う程度…