何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

Curriculum Vitae of XaroCydeykn

Curriculum Vitaeと呼ぶには何かが欠けている気がするが気にしない。 各種アカウント Twitter 何だかんだ学生時代から続けている。ある意味20代の歴史である。 Mastodon 流行りだしたので作って放置していたが、一応生きている。 misskey.io にわかに流行り…

DjangoCongress JP 2018に登壇しました

架空のプロジェクトのためのDjangoCongress JP 2018年5月19日に東京・日本橋のサイボウズにてDjangoCongress JP 2018が行われた。 日本で最初のDjangoのカンファレンスである。 今回、発表者として登壇した。 発表の動機や内容 2017年8月から今のプロジェク…

『Head First Python 第2版』の査読を担当しました

2018年3月24日にオライリージャパンから『Head First Python, 2nd Edition』の邦訳『Head First Python 第2版』が発売される。

『The Rust Programming Language 2nd edition』読書記録 その3

Common Programming Concepts 『The Rust Programming Language 2nd edition』の続き。 3章はよくあるプログラミングの概念、変数、基本タイプ、関数、コメント、および制御フローについて扱う。

『The Rust Programming Language 2nd edition』読書記録 その2

『The Rust Programming Language 2nd edition』の続き。2章は推測ゲームの実装によるチュートリアル。

『The Rust Programming Language 2nd edition』読書記録 その1

『The Rust Programming Language 2nd edition』第1章の読書記録

第85回 Python mini Hack-a-thonに参加しました

手頃な題材を求めて 去る2018年2月17日に第85回 Python mini Hack-a-thonに参加した。 pyhack.connpass.com 成果物としてはPython Boot Campのドキュメントの加筆である。 github.com Pythonの標準モジュールを説明する部分で従来は正規表現を扱っていた。 …

架神恭介『「バカダークファンタジー」としての聖書入門』を読んだ。

人間の物語 架神恭介『「バカダークファンタジー」としての聖書入門』を読んだ。 特定の信仰に依存せずに聖書が何故読まれてきたのかが垣間見れる本である。 www.kinokuniya.co.jp 聖書との初めての出会いは中学生の時であった。 校門の前で恐らく日本国際ギ…

『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』を読んだ。

新井紀子『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』を読んだ。 Twitterで三重大の奥村先生がお勧めしていたので財布を顧みず購入した。 store.toyokeizai.net 新井先生の本は昔『コンピュータが仕事を奪う』を読んでとても暗い気分になったことを覚えていた。 …

『初めてのPerl 第7版』の査読を担当しました

「リャマ本」の最新版 2018年1月20日にオライリージャパンから『Learning Perl 7th Edition』の邦訳『初めてのPerl 第7版』が発売される。 この本は長年「リャマ本」として親しまれてきた。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として参加させていただい…

Python Boot Camp in 埼玉に参加しました

大宮は近かったので 去る2017年12月16日に埼玉県さいたま市大宮区にてPython Boot Camp in 埼玉が行われた。 pyconjp.connpass.com 今回、TAとして参加した。 現在の居住と大宮がそれなりに近かったから、という不純な動機である。 以前からPython Boot Camp…

2017年大反省会

2度目の転職、2度目のPyCon JP LT、4冊の査読 2016年大反省会 - 何かを書き留める何か 特に誰も楽しみにしていない年末恒例の振り返りを今年も実施する。 2017年は2回目の転職を行ったりLightning Talkをやったり本の査読をやったりと去年の活動を継続してい…

事象が起こるまで試行を繰り返した場合の試行回数の期待値

成功するまで何度でも繰り返す 先日、Twitterで以下のツイートを見かけた。 ふと確率αの事象が起こるまで試行を繰り返したときに試行の総回数の期待値がいくつになるか不安になって高校の知識をフル動員して解いたところ、変哲もない1/αという答えが出て徒労…

BPStudy #123に参加しました

Tim Berners-Lee氏は物理学者...? 2017年11月24日に代々木にてBPStudy #123「技術書籍執筆の実際、ノウハウ」が行われた。 bpstudy.connpass.com 内容に関しては清水川さんのエントリがよくまとまっているのでリンクを張る。 www.freia.jp 今回、公募LT枠が…

コミュニティへの貢献としての査読・校正

来月2017年12月16日に埼玉県さいたま市大宮区で「Python Boot Camp in 埼玉」が開催される。 私はTAとして参加する。 そこで、第82回Python mini Hack-a-thonにおいて、 Boot Campでテキストとして用いられる「Python Boot Camp Text」を一通り読んだ。 目的…

みんなのPython勉強会 #30 に参加しました

祝! 30回目の勉強会 去る2017年11月8日に「みんなのPython勉強会 #30」が麹町のクリーク・アンド・リバー社にて行われた。 startpython.connpass.com みんなのPython勉強会は古参のPython入門本「Pythonスタートブック」の筆者と読者の出会いがきっかけで生…

UUID version 4は衝突するのか?

UUID4が衝突するのか心配で食事も満足にできず夜も寝ることができません UUID(Universally Unique Identifier)とは汎用識別子であり、 ISO/IEC 11578:1996や、 IETFのRFC 4122で仕様が公開されている。 UUID 4の構造 RFC 4122ではいくつかバージョンが定めら…

『プログラミング言語Go』読書記録 その2

電池入りの言語 『プログラミング言語Go』、今回は1.4から1.8まで。 1.4 GIFアニメーション リサージュ曲線を描く。リサージュといえば電通大の校章である。 校章・コミュニケーションマーク│電気通信大学 1.4はconst宣言、コンポジットリテラルのインスタン…

『プログラミング言語Go』読書記録 その1

第二言語を学ぶ時期が来た 以前、勉強のために『プログラミング言語Go』を購入した。 www.kinokuniya.co.jp 最近、とある野望を抱いて「Go言語で実装してみよう」と思い立ったが、さすがにGo言語を全く知らない状態で実装を進めても無理があることがすぐにわ…

Pycon JP 2017 2日目に参加しました。

去る2017年9月9日に早大理工にてPyCon JP 2017のカンファレンス2日目が行われた。 2014, 2015, 2016に続いて4回連続4回目の参加である。 今日は自社のブースにて様子を見たり、知り合いの方と世間話をする日であった。 自社ブース 自社ブースではアンケート…

Pycon JP 2017 1日目に参加しました。

#pyconjp よ!私は帰ってきた!— Hayao(-ε-δ) (@CardinalXaro) 2017年9月7日 去る2017年9月8日に早大理工にてPyCon JP 2017のカンファレンス1日目が行われた。 2014, 2015, 2016に続いて4回連続4回目の参加である。 今回は講演を聞くことよりもブースを聞い…

PyCon JP Reject Conference 2017に登壇しました

私はオライリーの回し者ではありません 2017年9月6日にTech Play Shibuyaにて『PyCon JP Reject Conference 2017』が行われた。 PyCon JP 2017の前日に行われる非公式イベント*1である。 今回、私もPyCon JP 2017にCfPを提出し、見事にRejectされたので参加…

『PythonとJavaScriptではじめるデータビジュアライゼーション』の査読を担当しました

表紙は3種類の蜂 2017年8月25日にオライリージャパンから『Data Visualization with Python and JavaScript』の邦訳が発売される。 www.oreilly.co.jp この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 オライリーの方から話があったのは2017年7月上旬であ…

『リーンスタートアップ』を読んだ

『リーンスタートアップ』を読んだ。『GE 巨人の復活』の関連書と勝手に位置付けて読んだ。 ec.nikkeibp.co.jp この本はだいぶ前(2014年頃)に購入したが、購入した当初はすんなり読み込めず積読となり、処分してしまった。 『GE 巨人の復活』を読み、リー…

『スラスラわかるPython』の査読を担当しました

Python初心者向け本 2017年8月7日に翔泳社から『スラスラわかるPython』が発売される。 www.shoeisha.co.jp この度、査読者の1人として参加させていただいた。 きっかけはPython mini hack-a-thonで『スラスラわかるPython』の話があり、手を挙げたからであ…

float(".384")と".384".isdigit()の振る舞いの違い

str.isdigit()で浮動小数点数を判定できない 野球の人としてよく知られている@shinyorkeさんが興味深いツイートをしていた。 hoge = ‘.384’という変数がPythonにあったとして,float(hoge)> 0.384hoge.isdigit()> Falseっていう挙動をしてて,本来floatで処理…

『GE 巨人の復活』を読んだ

中田敦『GE 巨人の復活』を読んだ。 GE 巨人の復活 シリコンバレー式「デジタル製造業」への挑戦作者: 中田敦出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2017/06/13メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る きっかけはTwitterでこの本が面白いというツイ…

PythonによるエコーHTTPサーバーの実装

前回、requestsモジュールなしでHTTPクライアント側を実装した。 xaro.hatenablog.jp サーバー側は適当に実装したが、今回はもう少しまじめにエコーHTTPサーバーを実装してみる。 目指すは開発時に手元でさっと起動できるHTTPサーバースクリプトである。 な…

『Real World HTTP』with Python

requestsを使ったら負けかなと思っている 『Real World HTTP』を読み始めたが、自分でも実際に書いてみるのもよいと思うのでPythonで書いてみた。 PythonのHTTPクライアントというと標準モジュールurllib.requestではなくrequestsが主流であるが、requestsを…

「エンジニアは業務外に勉強するべきか論」とシグナリング

われわれはかしこいので ソフトウエアエンジニアは業務時間外にも勉強すべきか、という議論は度々話題に上がる。 先日も株式会社アクシアの米村社長の書いたエントリが話題になった。 axia.co.jp 以前、大学院生の時に学部生のゲーム理論セミナーの聴講をし…