何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

Python Charity Talks in Japanに参加しました

去る2020年7月4日に行われたPython Charity Talks in Japanに参加した。

pyconjp.blogspot.com

pyconjp.connpass.com

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チャリティの主旨は、Python Software Foundationへの寄付である。 Python Software Foundation(PSF)とはPythonの公式ドキュメントにある通り、 Python 2.1以降著作権を保持する独立の非営利組織であり、プログラミング言語Pythonの開発や利用を支援する団体である。 昨今のCOVID-19の影響でアメリカで開催予定であったPyCon US 2020がオンライン開催となり、活動の収益源を得ることができなくなってしまった。 苦境に立たされているPSFへの寄付がこのチャリティイベントの目的である。

今回、僕は2つの立場でチャリティイベントに参加した。 1つは個人パトロンとして、純粋にPSFへの寄付金を拠出するために参加する個人としての立場、もう1つは僕が所属する企業の役員や上司に働きかけてスポンサーになってもらうスポンサー企業の従業員としての立場である。

個人としての立場は単純明白である。 幸いなことに、僕はPythonでプログラミングをすることで生活ができている。 それを還元するだけである。

スポンサー企業の従業員としての立場は、まずこのようなイベントがあること、求人イベントも兼ねていることを伝え、PyCon JP 2020のスポンサーとの兼ね合いも含め社内で議論を行った。 今年はPyCon JPの社内主担当者ではないが、スポンサー枠が限られていることと、時間がそれほどなかったことからスポンサー決定まではできるだけ積極的に活動した。 幸い、すぐにスポンサーとなることが決定した。

イベントそのものは、所属企業のLTをハラハラしながら見ていた。 LTは5分で短いから簡単、とは過去言ってきたが、実際5分で言いたいことを伝えるのはそれなりに訓練が必要で実は難しいことを改めて感じた。

PSFへの寄付は140万円程となり、PyCon US 2020の1スポンサー枠程度の金額を集めることができたのではなかろうか。 Pythonの今後の発展や、スポンサーをした弊社の発展を願うばかりである。