言語に依存しない原則
これも初版からの続投であるが、コーディングスタイルを揃えるという話題はPythonに限らずどの言語でも重要なことである。 Pythonの場合、PEP 8という形で広く使われているコーディングスタイルがあるのでそれに従ったほうがいいよ、という話である。
最近使っているツールを振り返ってみる。 コードフォーマッターとしてBlackとisort、 静的解析としてflake8とmypy、 複雑度チェックにradonを採用している。 いずれも、「なるべく尊重しよう」ではなく、CIのステップの1つとして必ずチェックされるようにCIを設定している(使っているのはGitLab CI)。 そのため、機械的に判定できる部分で各々の好みが出ることはない。 ある程度の品質を保つことができている...と信じたいがこれらは最低限のものであり、 コードベースの品質を高めるには『Effective Python 2nd ed.』をさらに読み進めていくほかない。