このブログ「何かを書き留める何か」は2013年1月5日に作成されたそうである。
ブログ作成直後
当初はSage Mathに慣れるためにProject Eulerを題材にしてその解法を記載するブログであった。Sage MathについてはSage: Open Source Mathematics Softwareを参照して欲しい。Windowsで使うには手間がかかり大学院における研究活動や就職活動が忙しくなり次第に起動するのが面倒になっていった。Project Euler自体は81問解いているが掲載しているのは18番を除く25番までである。
LaTeXとPython
Pythonによるファイル名一括リネーム - 何かを書き留める何かやWindows環境でTeXLive 2013 と TeXworks を使う - 何かを書き留める何かからLaTeXとPythonに関する記事が増えてくる。前者はSage Mathで使われていたPythonを勉強するための取っ掛かりとして書いた。後者は研究室員向けに作成したマニュアルを元に書かれたものである。特に後者はTeX Wikiでリンクを貼られたことがきっかけにアクセスが増え始めた。
そしてPythonTeX
PythonTeXで遊ぶ - 何かを書き留める何かはこの記事の冒頭にもある通りTUG 2013のプログラムを眺めていたら出来た記事である。「以下はPythonTeXの拙い紹介をして、日本人に興味を持ってもらってまともな日本語の記事が増えることを期待して書くことにする。」と書いたが
- TeXLive2013とPythonTeXを入れた | The Coherence World
- 3 次元極座標のラプラシアンをPythonTeXで計算してみた | The Coherence World
- せっかくだから PythonTeX でナベアツを実装した - マクロツイーター
- LaTeX 上で色々と実装してみる話(ナベアツ編-4) - マクロツイーター
- PythonTeX - TeX Wiki
のように現実になった。とてもうれしい。
なお、まともでないPythonTeXの記事としては
- PythonTeXで遊ぶ - 何かを書き留める何か
- PythonTeXとMatplotlib - 何かを書き留める何か
- PythonTeXとSymPy - 何かを書き留める何か
- PythonTeX で王様の夢を紡ぐ - 何かを書き留める何か
- PythonTeX でTeX マクロもどきを作る - 何かを書き留める何か
- PythonTeX で \now のようなものを作る - 何かを書き留める何か
- PythonTeX 依存からの脱却 - 何かを書き留める何か
- 円周率表を求めて - 何かを書き留める何か
があるのでPythonTeXに興味がある方はこれを参考にしてほしい。
Advent Calendarに穴を
- 電通大生のためのLuaLaTeX -UEC Advent Calendar 2013- - 何かを書き留める何か
- 1つのTeXファイルから2つのPDFファイルを作る -TeX & LaTeX Advent Calendar 2013- - 何かを書き留める何か
- CTeX(もどき) -TeX & LaTeX Advent Calendar 2013- - 何かを書き留める何か
- 像と核とは何者なのか -UEC Advent Calendar 2013- - 何かを書き留める何か
自分のブログを作ったのでAdvent Calendarにも参加してみた。殆どがLaTeXとPythonに関する話である。
最後に
テーマはProject EulerからPython、LaTeXに変遷したが根底にあるのは数学への興味である。計算機やプログラミングも数学の問題を解きたいという動機から触れることが多い。来年度から環境が変わるのでまた別の話題へ変遷するかもしれないが生暖かい目で見守って欲しい。