その先の機械学習へ
2020年4月13日にオライリージャパンから『Hands-On Unsupervised Learning Using Python』の邦訳 『Pythonではじめる教師なし学習』が発売される。
この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 オライリーの方から話があったのは2020年1月であった。
機械学習を学ぶと最初に登場するのは教師あり学習であり、巷の機械学習本は教師あり学習が必ず登場するが、『Pythonではじめる教師なし学習』は教師なし学習がメインである。 実践的な題材を通して教師なし学習を学ぶことができる本である。 1つ注意するべき点として、採用しているライブラリにTensorFlowがあるが、本書で採用されているバージョンが1であり、現時点で推奨されているバージョンは2である。 読み進める際には注意してほしい。
応用的な題材を具体的な例で説明し、サンプルも多いので教師なし学習の可能性を見つけるために最適な1冊である。