何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

PDCAサイクルにまつわる些細な不満

予め断っておくが、この記事はPDCAサイクルの是非を問うものではなく、自分の性格の悪さを世間に晒すために書いている。

新人研修にてPDCAサイクルの話題が出た。今更言わなくてもPDCAサイクルの意味や目的はよく知られているし、私もその重要性は理解できる。問題はその説明方法である。大体以下のように説明される。

  • Plan(計画)
  • Do(実行)
  • Check(反省)
  • Action(改善)

何か疑問を感じないだろうか。それは何故「Action」だけ名詞なのか、という疑問である。すべて動詞ならばやるべき動作を明示的に表すことができ、すべて名詞ならばそれはそれで符号として機能する。だが上記の場合「Action」だけ名詞形で違和感を感じるのである。
私ならすべて動詞にして

  • Plan(計画)
  • Do(実行)
  • Check(反省)
  • Act(改善)

とした方が美しいと感じる。最も、PDCAサイクルの本質とは関係がないが。ひょっとしたら上記のように定めて広めようとした結果「Act」が浸透せず日本語として馴染み深い「Action」にしたほうがよいとActしたからかもしれない。