何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

今野晴貴『ヤバい会社の餌食にならないための労働法』

ヤバい会社の餌食にならないための労働法 (幻冬舎文庫)

ヤバい会社の餌食にならないための労働法 (幻冬舎文庫)


労働問題を扱うNPO代表でありブラック企業に関する著書で有名な今野晴貴氏による薄い文庫本。
『マジで使える労働法』(イーストプレス)を加筆修正し改題したもの。

労働法の解説と言うよりはどのように労働法を使うのかという趣旨の本である。
語りかけるような文体で個人的には好きではないが薄いし読みやすいと思う。

少し気になったのは徹底的に会社 = 悪、労働者 = 善という図式が貫かれていていること。
対象にしている会社は所謂ブラック企業なので当然なのかもしれないが…。