何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

Python

『PythonによるWebスクレイピング 第2版』の査読を担当しました

Python 3対応&日本語版向けアップデート 2019年3月26日にオライリージャパンから『Web Scraping with Python, 2nd Edition』の邦訳『PythonによるWebスクレイピング 第2版』が発売される。 この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 オライリーの…

Pythonの文字列メソッドの罠

うわあ...これはUnicodeですね。 業務で、「与えられた文字列が半角英数で構成されているかを判定したい」という場面に遭遇した。 これはユーザーに何かを入力させる際にその文字列が想定しているものなのかを調べるケースの典型例である。 Pythonの場合、正…

『pandasクックブック』の査読を担当しました

コンパクトなクックブック 2019年2月5日*1に朝倉書店から『Pandas Cookbook』の邦訳『pandasクックブック』が発売される。 この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 翻訳者の黒川さんから話があったのは2018年8月であった。 www.asakura.co.jp pan…

『Python機械学習クックブック』の査読を担当しました

2018年12月15日にオライリージャパンから『Machine Learning with Python Cookbook』の邦訳『Python機械学習クックブック』が発売される。 この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。

『エレガントなSciPy』の査読を担当しました

2018年11月10日にオライリージャパンから『Elegant SciPy』の邦訳『エレガントなSciPy』が発売される。 この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。

Pycon JP 2018に参加しました。

まさかの時のなんとやら 2018年9月17日、18日にPyCon JP 2018のカンファレンスが行われた。 2014, 2015, 2016, 2017に続いて5回連続5回目の参加である。 今回はスピーカー、スポンサーブースの主担当者として参加という今までとは全く異なる立場でのPyCon JP…

『問題解決のPythonプログラミング』の査読を担当しました

これがMITの学生が学んでいるプログラミング! 2018年9月22日にオライリージャパンから『Programming for the Puzzled』の邦訳『問題解決のPythonプログラミング』が発売される。 この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 オライリーの方から話が…

『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書』の査読に参加しました。

一体僕は何回NumPyやpandasの解説を読んだのだろうか... 2018年9月19日に翔泳社から『Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書』が発売される。 www.shoeisha.co.jp この度、査読者の1人として参加させていただいた。 話があったのは2018年7月頃であった。…

PyCon JP 2018の登壇者座談会に参加しました

インターネッツの世界に広がるデカい顔 翔泳社のCodeZineに「「PyCon JP 2018 ひろがるPython」登壇者座談会 ~わたしのPythonのひろげかた~」という記事が掲載された。 codezine.jp この座談会に招待されたので、参加した。 1ページ目に集合写真と写真が掲…

PyCon JP 2018の部屋割りから期待され感を邪推する

今年のPyCon JPの会場は蒲田PiOである。 スケジュールが発表された*1ので、会場のキャパシティから発表の期待され感を邪推してみよう。 部屋名 椅子の個数 A+B会議室 87 小展示 400 特別会議室 80 コンベンションホール 梅 162 コンベンションホール 鶯 180 …

『Pythonによるデータ分析入門 第2版』の査読を担当しました

表紙の動物は「ツパイ」です。

『ゼロから作るDeep Learning 2』に査読者として名前が載りました

わざわざ言うことなのか... 2018年7月21日にオライリージャパンから『ゼロから作るDeep Learning 2』が発売される。 www.oreilly.co.jp この本はオライリージャパンのWebサイト上で公開レビューを行っていた。 O'Reilly Village/オラの村 - 『ゼロから作るDe…

オンライン整数列大辞典に掲載されている数列をPythonで生成したい #1

それ、Pythonで簡単にできるよ?と言いたかった。

『Pythonデータサイエンスハンドブック』の査読を担当しました

そばに置いておきたい便利な本 2018年5月26日にオライリージャパンから『Python Data Science Handbook』の邦訳『Pythonデータサイエンスハンドブック』が発売される。 この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 オライリーの方から話があったのは2…

DjangoCongress JP 2018に登壇しました

架空のプロジェクトのためのDjangoCongress JP 2018年5月19日に東京・日本橋のサイボウズにてDjangoCongress JP 2018が行われた。 日本で最初のDjangoのカンファレンスである。 今回、発表者として登壇した。 発表の動機や内容 2017年8月から今のプロジェク…

『Head First Python 第2版』の査読を担当しました

2018年3月24日にオライリージャパンから『Head First Python, 2nd Edition』の邦訳『Head First Python 第2版』が発売される。

第85回 Python mini Hack-a-thonに参加しました

手頃な題材を求めて 去る2018年2月17日に第85回 Python mini Hack-a-thonに参加した。 pyhack.connpass.com 成果物としてはPython Boot Campのドキュメントの加筆である。 github.com Pythonの標準モジュールを説明する部分で従来は正規表現を扱っていた。 …

Python Boot Camp in 埼玉に参加しました

大宮は近かったので 去る2017年12月16日に埼玉県さいたま市大宮区にてPython Boot Camp in 埼玉が行われた。 pyconjp.connpass.com 今回、TAとして参加した。 現在の居住と大宮がそれなりに近かったから、という不純な動機である。 以前からPython Boot Camp…

BPStudy #123に参加しました

Tim Berners-Lee氏は物理学者...? 2017年11月24日に代々木にてBPStudy #123「技術書籍執筆の実際、ノウハウ」が行われた。 bpstudy.connpass.com 内容に関しては清水川さんのエントリがよくまとまっているのでリンクを張る。 www.freia.jp 今回、公募LT枠が…

コミュニティへの貢献としての査読・校正

来月2017年12月16日に埼玉県さいたま市大宮区で「Python Boot Camp in 埼玉」が開催される。 私はTAとして参加する。 そこで、第82回Python mini Hack-a-thonにおいて、 Boot Campでテキストとして用いられる「Python Boot Camp Text」を一通り読んだ。 目的…

みんなのPython勉強会 #30 に参加しました

祝! 30回目の勉強会 去る2017年11月8日に「みんなのPython勉強会 #30」が麹町のクリーク・アンド・リバー社にて行われた。 startpython.connpass.com みんなのPython勉強会は古参のPython入門本「Pythonスタートブック」の筆者と読者の出会いがきっかけで生…

Pycon JP 2017 1日目に参加しました。

#pyconjp よ!私は帰ってきた!— Hayao(-ε-δ) (@CardinalXaro) 2017年9月7日 去る2017年9月8日に早大理工にてPyCon JP 2017のカンファレンス1日目が行われた。 2014, 2015, 2016に続いて4回連続4回目の参加である。 今回は講演を聞くことよりもブースを聞い…

PyCon JP Reject Conference 2017に登壇しました

私はオライリーの回し者ではありません 2017年9月6日にTech Play Shibuyaにて『PyCon JP Reject Conference 2017』が行われた。 PyCon JP 2017の前日に行われる非公式イベント*1である。 今回、私もPyCon JP 2017にCfPを提出し、見事にRejectされたので参加…

float(".384")と".384".isdigit()の振る舞いの違い

str.isdigit()で浮動小数点数を判定できない 野球の人としてよく知られている@shinyorkeさんが興味深いツイートをしていた。 hoge = ‘.384’という変数がPythonにあったとして,float(hoge)> 0.384hoge.isdigit()> Falseっていう挙動をしてて,本来floatで処理…

PythonによるエコーHTTPサーバーの実装

前回、requestsモジュールなしでHTTPクライアント側を実装した。 xaro.hatenablog.jp サーバー側は適当に実装したが、今回はもう少しまじめにエコーHTTPサーバーを実装してみる。 目指すは開発時に手元でさっと起動できるHTTPサーバースクリプトである。 な…

『Real World HTTP』with Python

requestsを使ったら負けかなと思っている 『Real World HTTP』を読み始めたが、自分でも実際に書いてみるのもよいと思うのでPythonで書いてみた。 PythonのHTTPクライアントというと標準モジュールurllib.requestではなくrequestsが主流であるが、requestsを…

pipは何の略語なのか

pipとはPythonのパッケージ管理ツールである。 Python 3.4以降ではデフォルトでついてくる。 私がPythonに触り始めた学部生のころはまだeasy_installが現役であったが、今ではpip install -r requirements.txtで必要なサードパーティモジュールを仮想環境に…

cmathとmatplotlibでMandelbrot集合を描画する。

cmathに思いをはせて cmathモジュールの活用例を求めて色々と考えた後、まずはMandelbrot集合を書いてみようと思い立った。 Mandelbrot集合の定義はWikipediaを参照してほしい。 マンデルブロ集合 - Wikipedia 簡単に述べると、ある複素数列が収束する初期値…

cmathモジュールのジレンマ

無何有の郷へ Pythonには複素数を計算するための函数を収めた標準モジュールcmathが存在する。 9.3. cmath — 複素数のための数学関数 — Python 3.6.1 ドキュメント ドキュメントにはこのような一節がある。 mathと同じような関数が選ばれていますが、全く同…

PythonicではなくPythonesqueなクラスを書く その2

最近、いかに役に立たないプログラムを書くかということを考えている。