何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

DjangoCongress JP 2018に登壇しました

架空のプロジェクトのためのDjangoCongress JP

2018年5月19日に東京・日本橋サイボウズにてDjangoCongress JP 2018が行われた。 日本で最初のDjangoのカンファレンスである。 今回、発表者として登壇した。

発表の動機や内容

2017年8月から今のプロジェクトが始まった。 長い時間をかけて歴史のあるプロジェクトを近代化するという取り組みを行った。 その経験の中で、案件特有の事柄を除いた体験談を共有すれば何かに役に立つのではと思い、CfPに応募した。 あまりDjangoに関係のないプロポーザルであったが、無事通った。

内容は体験談で構成されているが、まとめる際の補助線として使ったのがDjangoのアップデートとTwelve Factor Appである。 体験談、つまり業務で行ったことは多岐にわたるが、話をまとめる際にその2つを中心に据えてスライドを組み立てた。

発表スライド

speakerdeck.com

参加者の反応

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『Head First Python 第2版』の査読を担当しました

オライリー流初心者向けPython

2018年3月24日にオライリージャパンから『Head First Python, 2nd Edition』の邦訳『Head First Python 第2版』が発売される。 残念ながら第1版の邦訳*1は存在せず、第2版の邦訳が最初*2である。 この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 オライリーの方から話があったのは遅くても2017年10月頃*3であった。

www.oreilly.co.jp

Head Firstシリーズはよくあるオライリーの本とは異なり、「イラストや写真を多用したビジュアル重視」の入門本である。 一口に入門本と言っても、

というパターンがあり、『Head First Python 第2版』は後者にあたる。 ここ最近流布しているPython入門本は表紙の雰囲気から前者にあたる本が多いのではと推測している。 そのため、最初こそ基本的なデータ構造を丁寧に説明するが、実際にWebシステムを構築したりMySQL、with文、デコレータなど従来のPython入門本では扱わないレベルまで到達できる。 「入門本」なのに624ページもあったり、4000円もするなど敷居が高い印象も受けるが、ページ数がかさむのは「イラストや写真を多用したビジュアル重視」のためであり、思っている以上に早く読み進めることができるだろう。 流布している「入門本」では物足りない「何らかのプログラミング言語でプログラミングをしたことがある人」にお勧めである。 「普通のオライリー本は固くて厳しい」という人もちょっと手に取ってほしい。 全くの初めてでも身近に詳しい人が入れば十分読み進めることができると思う。

余談

付録にてPythonに関するコミュニティがいくつか紹介されている。 原著では世界中のDjangoConが紹介されており、日本でも2018年5月19日、20日にDjangoCongressが行われるので本文に追加して頂いた。 また、PyConも紹介されていたので訳注としてPyCon JPも本文に追加して頂いた*4

*1:原著第1版は2010年発売で、まだ日本ではPythonブームは来ていなかった。PyCon JP miniは2011年1月。

*2:原著第2版は2016年発売。Head Firstシリーズは翻訳と組版が大変という話を伺った。

*3:Head Firstシリーズは翻訳と組版が大変という(ry

*4:Head Firstシリーズには脚注は存在しないようである。

『The Rust Programming Language 2nd edition』読書記録 その3

Common Programming Concepts

『The Rust Programming Language 2nd edition』の続き。

3章はよくあるプログラミングの概念、変数、基本タイプ、関数、コメント、および制御フローについて扱う。

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