何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

『モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 〜グレアム・チャップマン自伝〜』を見て

先日2013年11月28日に新宿ピカデリーにて映画『モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 〜グレアム・チャップマン自伝〜』を見に行った。
これはMonty Pythonのメンバーの1人であるGraham Chapmanの自伝『A Liar's Autobiography, Volume VI 』を原作とした3Dアニメーション映画である。Graham Chapmanは既に故人であるが、生存に録音された本人による『A Liar's Autobiography』の朗読を活用したGraham Chapman主演の映画である。Monty Pythonの映画で主人公がいるのはHoly GrailとLife of BrianでいずれもGraham Chapmanが主人公を演じている。映画自体は14のアニメスタジオの作品をつなげたものであるが全く違和感がなくリンクしている。Monty Pythonのスケッチもスケッチ同士を上手くつなげているがその精神を受け継いでいると思う。声優も本人だけでなくEric Idleを除いた4人が担当している。Carol Clevelandもいる。
内容は主にゲイであることの告白、アルコール依存症に関する話が中心だろうか。どこまでが本当なのか嘘なのか分からない、とにかくあっという間に終わってしまった、という印象。予め「モンティ・パイソン正伝」を読んでいたほうが背景が分かりやすいかもしれないが見なくても面白いと思う。ただR15であるのできわどいシーンもいくつか、というより半分ぐらいあるのでそれは注意したほうがよいかもしれない。例えば恋愛遍歴を語るシーンでは男性器を模したジェットコースターに乗りながら語ったり、大学教授を解剖したり、するので…。