何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

Dentoo.LT #5 反省会

本日2013年11月10に電気通信大学の公認サークルMMAHome - 電気通信大学MMA主催のDentoo.LT #5に参加してきた。詳細はDentoo.LT #5 : ATNDにある。初めてライトニングトークをやるのに一番手だったり、人前で喋ると何を言っているのかわからなくなる性質であるため聴講者にとって見苦しいライトニングトークであった…。
そこで、自分の話した内容の補足を述べることにする。なお他の発表者の内容は各自調べて欲しい。

タイトルは「A Rough Introduction to PythonTeX」。Conference program and participants - TUG 2013にある「A gentle introduction to PythonTeX」を多分に意識した。まず冒頭で自己紹介。ここでMonty Pythonの「The Spanish Inquisition」スケッチを意識して「2つの自分の好きなことは…」と言いつつ3つ出したりしたが、私の喋りがヘタクソで通じなかった。その後意図的に話を2回脱線させた後本題のPythonTeXの話へ。脱線した内容は「POPEE the ぱフォーマー」、「Monty Python」。意味ありげなことを言いつつも実は何も意味あることを言っていない「Spectrum」スケッチを意識しているようでしていない。PythonTeXに関する話はこのブログで取り上げたような話題に終始した。インストール方法は説明していない。普通に説明すれば良いもののライトニングトークであるので謎の投稿者からのお便り・お悩み相談という謎の形式を取った。偽の話題(積分をしたい幼女の存在など)を前提に話をしているので何を話しても真である。何を言っているのか分からない人は離散数学を理解していないので「論理包含」で検索すること。実はこの手のお手紙ネタはMonty Pythonにもよく出てくるVoxpopsと呼ばれるものだったりもする。実際に円周率10万桁表を組版してみたが文字が小さすぎてありがたみが通じなかった気がする。

感じたのは電通大でも(La)TeXは好んで使うものではなく使わされている、面倒なものとして感じている人が多いのでは、と。LuaTeXすら知らない人もいた。TeXマクロで素数を書くのはやりすぎかもしれないけれども、数式を含む組版技術としては誰にも負けない。次回この手のライトニングトークに参加するならば(La)TeXの魅力を伝える話に挑んでみたい。最も、プログラムや計算機の話から離れて数学の話、線型代数の話でもよい気がするが。被らないし…。