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何かを書き留める何か

数学や読んだ本について書く何かです。最近は社会人として生き残りの術を学ぶ日々です。

世界で戦うプログラミング力を鍛える本「1.1 重複のない文字列」

『世界で戦うプログラミング力を鍛える本』なる本を購入した。 www.kinokuniya.co.jp 「全プログラマー”必読”」というアオリが若干気になるが、せっかくなので問題を解くことにした。 原著ではJavaで解説されているので、Pythonで解いてみる。 1.1 重複のな…

文字列の類似度をPythonで計算する

文字列の距離 仕事で文字列の類似度を計算する必要があったのでちょっとだけ頑張ってみた。 要件として、2つの文字列が与えられ、その類似度を実数与える、類似度は0から1の間に収まる、である。 Cosine Similarity まず、最初に類似度と聞いて思い浮かべた…

Yahoo! JAPAN MeetUp #9 EC技術カンファレンスに参加しました

私は統計警察でも統計ヤクザでもなければ無限警察でもない。 そういう訳で、ヤフーに到着 #YJMU— Hayao(-ε-δ) (@CardinalXaro) 2017年2月18日 去る2017年2月18日にYahoo! JAPANにて『Yahoo! JAPAN MeetUp #9 EC技術カンファレンス』に参加した。 きっかけは…

Python 3.6 リリースパーティに参加しました

マイクを持って話す。これぞ文明の機器。 去る2017年1月31日にヤフージャパンにて「Python 3.6 リリースパーティ」が行われた。 pystudy.connpass.com 当初は一般参加のつもりであった。 石本さんのPython 3.6に関する一連のエントリを読んでクラス生成に関…

Python 3.6における『Effective Python』 項目35はこう変わる

項目35は言語に取り込まれた Python 3.6がリリースされた。 Python 3.6で導入された新機能の一つに__init_subclass__がある、というのは前回の流れと同じ。 項目35「クラス属性をメタクラスで注釈する」はクラス定義後にプロパティを修正したり注釈を加える…

Python 3.6における『Effective Python』 項目34はこう変わる

項目34はかなりシンプルになる Python 3.6がリリースされた。 Python 3.6で導入された新機能の一つに__init_subclass__がある、というのは前回の流れと同じ。 xaro.hatenablog.jp クラスが定義された際に自動で何らかの辞書に登録したいという場面でメタクラ…

Python 3.6における『Effective Python』 項目33はこう変わる

項目33「サブクラスをメタクラスで検証する」はこう書き換わる Python 3.6がリリースされた。 Python 3.6で導入された新機能の一つに__init_subclass__がある。 PEP 487 -- Simpler customisation of class creation | Python.org か石本さんのエントリを参…

ブログ設立4周年

ブログ設立4周年、だそうです。 この「何かを書き留める何か」というブログも設立して4年が経過したそうである。 そうである、という伝聞調なのははてなから送られたメールによって知らされたからである。 私は何を書き留めてきたのか。 最初はProject Euler…

2016年大反省会

昨年は諸般の事情で翌年に行ったが、今年は年内に出来そうなので行う。 2016年は転職をしたりPyCon JP 2016でLTを行うなど大きなイベントもありそれなりに充実した1年であった一方で、財政や健康という面では褒められた1年ではない。思い出せる範囲で今年201…

『アルゴリズムクイックリファレンス 第2版』の査読を担当しました

2016年12月24日にオライリージャパンから『アルゴリズムクイックリファレンス 第2版』の邦訳が発売される。この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。

Pycon JP 2016 2日目に参加しました。

去る2016年9月22日に早大理工にてPyCon JP 2016の2日目が行われた。 PyCon JPには2014, 2015に続いて3回連続3回参加しているが2日目に参加したのは初めてである。 参加した講演の感想をまとめておきたい。 Keynote Andrey Vlasovskikh 前日の反省を生かして…

『荘子 雑篇』を読んで

『荘子 外篇』に続いて『雑篇』も読んだ。 www.kinokuniya.co.jp 外篇と比べて益々内篇と離れていくので一抹の寂しさを感じた。 また、訳者である興膳氏の専門の影響か職人とか盗賊のセリフがべらんめい調に訳されていて読みずらい(これは内篇でも見られる…

Pycon JP 2016 1日目のLTに登壇しました。

xaro.hatenablog.jp 去る2016年9月21日に早大理工にてPyCon JP 2016の1日目が行われた。 2014, 2015に続いて3回連続3回目の参加である。 何を思ったか、今回はLTに登壇するという暴挙に出た。 プレゼン 31分あたりから。恥ずかしすぎるので見れません。現実…

Pycon JP 2016 1日目に参加しました。

去る2016年9月21日に早大理工にてPyCon JP 2016の1日目が行われた。 2014, 2015に続いて3回連続3回目の参加である。 記憶が新鮮なうちに参加した講演の感想をまとめておきたい。 Keynote Jessica McKellar 会場入りするタイミングが悪く既に同時通訳がある席…

『荘子 外篇』を読んで

『荘子 内篇』は学生時代の愛読書の1つであるが、『外篇』は読んだことがなかった。 www.kinokuniya.co.jp 何故読まなかったのか。それは『荘子』の成立と関係がある。 『荘子』は内篇7章、外篇15章、雑篇11章の全33章であるが、荘子本人の著作とされるのは…

『数学者たちの楽園: 「ザ・シンプソンズ」を作った天才たち』を読んだ

Twitterかどこかで『数学者たちの楽園』の話を聞いたのでみんな大好き紀伊國屋書店新宿本店の4Fで購入した。 サイモン・シンは『フェルマーの最終定理』以来であろうか。『暗号解読』も読んだことがあるかもしれない。 www.kinokuniya.co.jp 内容はアニメ『…

『ホワット・イフ? -野球のボールを光速で投げたらどうなるか-』を読んだ。

みんな大好き紀伊國屋書店新宿本店の4Fを徘徊していたら本が目に入ったのでとりあえず購入した。xkcdの人だとは前書きあたりを読んでやっと気づいた。 www.kinokuniya.co.jp 読者からの突拍子もない質問に対して物理や数学を駆使して真面目に答える本でとて…

『Effective Debugging』Item 4: Drill Up from the Problem to the Bug or Down from the Program's Start to the Bug

『Effective Debugging』の続き。己の限界。 www.kinokuniya.co.jp Effective Debugging タイトルからしてどのように訳せばよいのか、己の英語力の限界を早くも感じてしまった。すでにItem 01で感じていたが…。 「問題からバグへのドリルアップ及びプログラ…

ポケコインを効率よく買いたいので整数計画問題に落とし込む

Pokemon Goを始めた。 最初のポケモンはピカチュウであった。 卵を複数入手し、10kmという長距離を歩かされるものもあり、インキュベーターは複数あった方が効率がよさそうだなと思い、初めてGoogle Playカードを買った。 1500円である。 いざチャージしたお…

職場の思い出話

楽しい思い出を外へ求めた結果、内の思い出は暗いものだらけとなった。

『Effective Debugging』Item 3: 事前条件と事後条件が満たされていることを確認する

『Effective Debugging』の続き。タイトルオンリーな気がしないでもない。 www.kinokuniya.co.jp Effective Debugging 怪しい箇所を調べる際には事前条件と事後条件を確かめましょうという話。 ルーチン(懐かしい響きだ)の前後、ルーチンが呼び出された前…

『Effective Debugging』Item 2: 問題を見抜くためのWeb検索にはクエリを引用符で囲む

『Effective Debugging』の続き。まさかのGoogle先生。 www.kinokuniya.co.jp Effective Debugging 項目名は検索方法に関するTips(二重引用符でキーワードを囲んで検索すると完全一致になる)だが、項目自体はWebの活用方法に関するものである。 "It's quit…

『Effective Debugging』Item 1: すべての課題は課題管理システムを通して取り扱う

紀伊國屋から注文していた Diomidis Spinellis『Effective Debugging』が届いた。 明日届く洋書、1冊で薄い本だからネコポス扱いで待たなくてよさそう(同人誌ではない)— Xaro(-ε-δ)Cydeykn (@CardinalXaro) 2016年7月16日 www.kinokuniya.co.jp Effective …

めくるめく数学アート

てきとーに過ごすと宣言した結果、適当にパラメータを変えて生成される絵を眺めてタイトルをつけるというお前何しに来たのという #pyhack— Xaro(-ε-δ)Cydeykn (@CardinalXaro) 2016年6月25日今日は「数学でアートだ、じぇねれーてぃぶあーとだ!!!」と以前…

『Effective Python 読書会 #4』を開催しました

発表者数と聴講者数がひっくり返る 去る2016年6月18日に品川区立五反田文化センターにて『Effective Python 読書会 #4』を開催しました。 前回同様(会議室のキャパシティである)18人規模で開催し、7名の参加者でした。 順調に参加者数は減少していますが、…

Pythonで巡る線型代数:ベクトルと行列篇

「はじめに」の前に これは以下のプロポーサルに沿ったエントリ(の予定です) pycon.jp ただ、あまり需要がなさそうなので取り下げる可能性が高いです。 ベクトル 定義 のように3個の数を一列に並べたものを3次元数ベクトルという。 一般に、のように個の数…

Pythonで巡る線型代数:準備篇

「はじめに」の前に これは以下のプロポーサルに沿ったエントリ(の予定です) pycon.jp はじめに 線型代数学は、数学のもっとも古い分野の一つでありながら、またもっとも新しいものの一つに数えられる。 Bourbaki『数学史』 線型代数は現代数学の基礎をな…

『Effective Python 読書会 #3』を開催しました

単調減少の恐怖 去る2016年5月28日に品川区立五反田文化センターにて『Effective Python 読書会 #3』を開催しました。 前回同様(会議室のキャパシティである)18人規模で開催し、10名の参加者でした。 発表者枠の無断キャンセルはさすがにつらい…。 項目25…

Slackに電卓を入れたい

をとこもすなるSlackといふものを をむなもしてみんとてするなり 世間ではSlackを活用したChatOpsという流れもあるなかで、Skypeすら全面的に禁止されている環境ではSlackなど望むことすらできなかった。 とはいえ、Slackは個人でも使えるので自分でやってみ…

預けている本リスト

少し恥ずかしいが… 某サービスに大量の本を預けているが、いまいちリストが見にくいので備忘録代わりにこちらに掲載してみる。 本の一覧を見せるという行為は僕が何を考えているのかが明らかになるので少し恥ずかしい。 本リスト アジャイルに効くアイデアを…

『Effective Python 読書会 #2』を開催しました

2回目でした。 去る2016年4月23日に五反田にて『Effective Python 読書会 #2』を開催しました。 前回は一応30人規模でしたが、今回は18人規模で開催し、12名の参加者でした。 読書会ならばこの程度の規模がよさそうです。 よかったこと 無事開催できた 今回…

『Effective Python 読書会 #1』を開催しました

1週間以上前の出来事ですが… 去る2016年3月19日に代々木にて『Effective Python 読書会 #1』を開催しました。 きっかけは『Effective Python』邦訳版の「訳者あとがき」です。 この本の読み方としては読書会などもいいのではないかと感じました。 お互いに新…

Python Puzzler 「Puzzle 2: __iter__ VS. __getitem__」

Puzzle 2: __iter__ VS. __getitem__ イテラブルオブジェクトとは__iter__()または__getitem__()が定義されたクラスのことである。 次のプログラムでは半角英大文字をたどるイテレータを提供するイテラブルオブジェクトのクラスが定義されている。 以下を実…

Python Puzzler 「Puzzle 1: Once Read」

きっかけは紀伊國屋書店 紀伊國屋新宿で、『Scalaパズル』を見つけた。 Scalaパズル 36の罠から学ぶベストプラクティス作者: アンドリュー・フィリップス,ネルミン・セリフォヴィック,竹添直樹,島本多可子出版社/メーカー: 翔泳社発売日: 2016/02/05メディア…

亡きメーリングリストのための一節

404 Not Foundなんかじゃない。お亡くなりになったんだ。このメーリングリストは、この世を去ったの。停止したの。無意味なビット列になって、電子の海へ去っていった。これは「故メーリングリスト」。リンク切れ。サービスが止まって、永遠の眠りについてい…

『Effective Python』Item 36 訳注の補遺(のつもり)

過去にこのようなエントリを書いた。 掲載されている下記のコードがWindowsでは動かない、という内容であった。 def run_openssl(data): env = os.environ.copy() env['password'] = b'\xe24U\n\xd0Ql3S\x11' proc = subprocess.Popen( ['openssl', 'enc', '…

2015年大反省会を2016年に行う

もう2016年1月も終わりますが 2015年の大きな出来事は『Effective Python』を購入し、私家版翻訳を進め、 気づくと邦訳版の査読者になって、なぜか査読者略歴まで掲載されたことである。 2015年大反省会は2015年の大晦日に行うものであるが、『Effective Pyt…

『Effective Python』の査読を担当しました

2016年1月23日にオライリージャパンから『Effective Python』の邦訳版が発売された。 この度、邦訳の査読者として参加させていただいた。 驚くべきことに査読者紹介として略歴まで掲載されている。 『Effective Python』の邦訳を世に出すべきだと思い淡々と…

鬼の代わりに笑いたい

(一社)情報サービス産業協会のプレスリリースに 『その技術は消えるか消えないか? JISAが読み解く情報技術の近未来 ~通算2万5千人参加の会員アンケートから5年後に必要な技術を予測~』 という興味をそそるものがあった。 その技術は消えるか消えないか? …

応用情報技術者試験に向けてやったこと

去る2015年10月18日に応用情報技術者試験を受験し、12月18日に合格発表があった。結果は合格だった。合格率は23.4%である。 想像以上に合格率が低いので、ここで僕が応用情報技術者試験に向けてやったことをまとめてみたい。 1. 申し込む どうすれば応用情報…

「マイナンバーは素数だ!」発言による情報漏洩

「マイナンバーは素数だ!」発言の危うさ マイナンバーキタ━ヽ( ゚∀゚)ノ┌┛)`Д゚)・;'━!! やったー!チェックディジットを除けば素数だ!(この情報量は何ビットになるか計算せよ)— Haruhiko Okumura (@h_okumura) 2015, 11月 23 この世には素数に異常な執着をもつ…

第58回Python Mini Hack-a-thonに参加しました。

宿題その2に全く手をつけていない。pyhackでやろうかなとか目論んでいるけどまだ床枠なんだよねえ— XaroCydeykn (@CardinalXaro) 2015, 11月 3 ここで、宿題とは単なる隠語。現在、普段の仕事とは関係のない何かを2つ抱えている。 明日の #pyhack 、とうとう…

『UNIXという考え方』を読んで

『UNIXという考え方』を読んだ。 UNIXという考え方―その設計思想と哲学作者: Mike Gancarz,芳尾桂出版社/メーカー: オーム社発売日: 2001/02メディア: 単行本購入: 40人 クリック: 498回この商品を含むブログ (141件) を見る きっかけは、 一般社団法人コン…

Pycon JP 2015 1日目に参加しました。

PyCon JP 2015が行われたのはもう先週のことである。今更感想など書いても需要がないかもしれないが思い出代わりに書いておく。 残念ながら、2日目は体調を崩してスプリント含め2日間寝込んでいた。現在は何とか復活したがカンファレンス2日目に参加できなか…

『時を超えた建設の道』を読んで

『時を超えた建設の道』を読んだ。 時を超えた建設の道作者: クリストファーアレグザンダー,Christopher Alexander,平田翰那出版社/メーカー: 鹿島出版会発売日: 1993/10メディア: 単行本購入: 4人 クリック: 33回この商品を含むブログ (16件) を見る http:/…

『Effective Python』Item 37: スレッドはブロッキングI/Oに使い、並列処理は避けよう

『Effective Python』の続き。不遇のWindows。 Effective Python › The Bookwww.effectivepython.com 人によってはGlobal Interpreter Lock(GIL) と聞くと嫌な思い出が蘇ることがあるのだろうか。 私は恥ずかしながら並列・並行プログラミング未経験というア…

『Effective Python』Item 36: 子プロセスを制御するためにsubprocessを使おう

『Effective Python』の続き。想像以上につらい。 Effective Python › The Bookwww.effectivepython.com Item 36から「Concurrency and Parallelism(並行と並列)」と題してPythonによる並行・並列プログラミングのコツを解説…となるのはよいが2つ問題があ…

『Effective Python』Item 35: メタクラスを使ってクラス属性に注釈をつけよう

『Effective Python』の続き。メタクラスとディスクリプタの華麗なる関係。 Effective Python › The Bookwww.effectivepython.com メタクラスの応用例、そしてChapter 4の最後を飾るのはクラス属性の注釈、またはメタクラスとディスクリプタの合わせ技の話で…

『Effective Python』Item 34: メタクラスを使ってクラスの存在を登録をしよう

『Effective Python』の続き。末端の人間頑張れメソッドダメ、ゼッタイ。 Effective Python › The Bookwww.effectivepython.com メタクラスの活用第二弾として、クラスの登録を挙げている。 PythonのオブジェクトをJSON文字列へシリアライズ、JSON文字列から…

『Effective Python』Item 33: メタクラスを使ってサブクラスの検証をしよう

『Effective Python』の続き。水際で防げ。 Effective Python › The Bookwww.effectivepython.com 『Effective Python』のChapter 4冒頭に筆者は次のように述べている。 Metaclass are often mentioned in lists of Python's features, but few understand w…